ももしゃん@丸の内OLを辞めてインドネシアで生活中

たくさんの寄り道を繰り返し、何とか生きてる日々を綴ります。【自由を求めて生きる元丸の内OL】です。/新卒で入った会社では思い描いていたきらきら丸の内OL生活はできないと悟り退社⇒熊本で半年間のニート生活⇒バリ島の高校にて日本語アシスタントとして活動中

大学に進学するかしないかで悩んでいるあなたにAPUをおすすめする3つの理由

こんにちは。
ももしゃんです。

昨今Twitterにて

「大学に行かずに起業すべき」
「大学は卒業しておくべき」


などの投稿で議論されているのをよく目にします。
そして多くのインフルエンサーが
この件に対する持論を展開し賛否両輪を得ています。

これを受けて、この記事では
わたしの見解と、
出身大学であるAPUを
おすすめする3つの理由を紹介します。

 


大学進学するならAPU一択

わたしは4年制大学を卒業しています。
そのわたしの意見としては、これ一択。

【APUにいこう!】

APU?
と思う方もたくさんいると思うので
軽く説明します。

正式名称は
立命館アジア太平洋大学。
2000年に大分県の別府市で開学。
2人に1人が88か国・地域からの国際学生(外国人留学生)
で構成された大学であり、
THE世界大学ランキング日本版2018の
「国際性」では私立大学で1位を獲得。



こんな感じの大学です。
ちなみにわたしの出身大学でもあります。

「おまえこの大学のことしか知らないだろ」

という意見もあると思います。
その通りです。

ですがわたしが社会人になって知り合った
人たちの大学の話を聞いても、
どこも魅力に感じた大学がありません。


APUのような魅力的な大学はほかにはないと思います。
ほんっとうに、いま進学を悩んでいる、
どこの大学に行こうか悩んでいるという人がいたら
ぜひAPUを1つの選択肢に入れてほしいです。

それでは、なぜそんなにおすすめなのか。
その理由を3つ紹介します。

 

①世界各国に人脈をつくることができる

APUのホームページによると、
88か国・地域から国際学生が集まっているとのこと。

きっとわたしが聞いたことのない国の生徒もいます。
それくらいたくさんの国・地域から生徒が集まっています。

いわばAPUは小さな世界です。

1つの授業200人が受講してるとすれば、
軽く10か国の生徒は見つけることができると思います。

それほど、世界が身近に感じる大学です。

実際に大学に来てみるとわかりますが、
キャンパス内はいろんな言語が飛び交っています。

英語、日本語、中国語、韓国語、スペイン語・・・

はじめてくる人にはびっくりの光景かもしれませんが
わたしたちはそれが日常でした。

APUは長期休みが夏と春にそれぞれがっつり2か月あります。
この期間に、日本を出て海外へ行く学生もたくさんいます。

この休みの期間において、
APUの友達の実家を訪れたり、短期留学をしたりと様々です。

日本の大学にいながら、
外国人の友達がたくさんでき、
休みの日にはその友達の国を訪れることができる。

日本の普通の大学で日本人の友達しかいなかったら
絶対にできないことですよね。


しかも、その旅先の情報は友達がすべて知っている。
どんなガイドブックよりもありがたいし、
リアルな情報を知ることができます。

韓国語ができなかったら
韓国人の友達に意味を聞くこともできるし、

インドネシアの観光地を知りたかったら
インドネシア人の友達のおすすめのの場所を知ることができる。

そして、その国での”相場”も知ることができますよね。

海外旅行に行った方ならわかると思いますが、
だいたい観光地ではぼられます。

たとえばタクシー。
わたしは事前にタイ人の友達に
どんなタクシーに乗ったらいいのかとう聞いていたため、
実際にタイでタクシーに乗ったとき
ぼられそうになりましたが、回避できました。

友達様様です。


そして卒業した後は世界各国へ散らばります。
日本人でも海外へ出て働く人。
外国人で日本で働く人。

世界各地に友達がいます。

グローバル化が進んでいる中で
人脈が世界中に広がっているのはとても有利です。


 

②視野が広がる

APUは日本にある大学ですが、日本っぽくはないです。
表現の仕方が難しいですが、多民族国家のような、
言語も習慣も宗教も違う人々が
それぞれを尊重しあい生活しています。

また、人を国で判断しないようになります。

「日本人は…」
「中国人は…」

言いがちな言葉ですよね。
実際わたしも入学前はその国に対する固定概念がありました。

でもAPUに入学し、その考えは変わりました。

日本人でも時間にルーズな人もいるし、
インドネシア人でもカトリックの人もいる。
韓国人でも整形してない人もいるし、
タイ人でもお金持ちの人もいる。

すべてわたしが勝手に抱いていた考えが、
APUで生活するとどんどん変わっていき、
多様性を認めるようになります。

日本ではマジョリティであることで自分の存在を
維持しているような気がします。


でもこれだけ多くの国籍の人が集まると、
日本での常識は通用しないし、
そもそもマジョリティであることが難しくなります。


様々なバックグラウンドをもつ人々が
世界中から集まり、同じクラスで授業を受け、
同じ地域で生活をする。

衝突しないわけがないです。
でもその衝突を繰り返し、互いを理解し
尊重しあってAPU生は成長することができます。

わたしも何度も衝突してきました。
もちろん言葉の壁もありますが、
それぞれが生きてきた国での習慣の違いがあります。

日本にいるから日本のルールに従え!
といえば簡単ですが、それでは外国人とともに
学んでいる意味がないですよね。

お互いにとっての最善策を話し合って解決すること。
このことは社会人になっても役に立っていると思います。


日本人同士でも難しいコミュニケーションを、
バックグラウンドの異なる者同士で
解決してこれたことは自信になります。

いろんな角度から問題を見つめ、
解決方法を導く力がついたと思います。



 

③格安で休学できる

APUは最大2年間休学ができます。
多くの学生が休学し、海外で留学をしたり
ワーホリをしたり、バイトしてお金を貯めたり。
ベンチャー企業にインターンをしている人もいました。

わたしは1年間休学をしましたが、
3万円以下で手続きが済んだと思います。


こんなに格安で休学できる大学、
日本にはあまりないと思います。

というのも、APUは休学を応援してくれています。

学生時代に海外に行って世界を経験してくる。
これをとても大事に思っていてくれています。

わたしが休学をすることを決めた時も
ゼミの先生、事務手続きをしてくれる大学職員の方、
みなさんから応援していただいたのを覚えています。

APUは休学しなくても交換留学先が
47か国143校(2018年8月現在で)あります。
休学せずに4年間で卒業したい方は
交換留学先から行きたい地域、学校を選ぶといいですね。

なぜわたしが休学したのかというと、
「自由に動けるから」という理由が大きかったです。


交換留学だとどうしても行動に制限があります。
留学先で違うことをしたくなってもそれは許されません。

でも休学だと、自分の自由に行動ができます。
行きたい学校に行き、やりたいことができたら
そちらにシフトするのもあり。

金銭面の問題もあると思いますが、
わたしの先輩で2年間休学をした人がいて、
1年目はアウトレットでフルタイムでバイトに入りお金を貯めた後、
2年目はカナダへ留学へ行っていました。

4年間で卒業する人もいますが、
5年、6年かけて卒業する人もたくさんいるのがAPUです。

5回生、6回生というのはざらにいます。

でもそれはとくに恥ずかしいことではなく、
APUでは普通に受け入れられますし、
肩身の狭い思いをせずに授業に参加することができます。


 

最後に・・・APUのデメリット

デメリットとしては、日本の大学を卒業した人たちと
簡単に分かり合えないことです。
APUで生活してると、いい意味でも悪い意味でも
日本人マインドからかけ離れていきます。


APUマインドを確立してきたわたしには
就職した会社での日本人特有の働き方や
人間関係になじむのに時間がかかりました。

また、まだ開学して18年しか経っていない若い大学です。
したがって、OBOGも少なく、
社会的認知度はあまりありません。

東京で就職をし、出身大学の話になっても
知っている人はほとんどいないし、
知ってたとしても会話はほとんど続きませんでした。


でも、デメリットといってもこれくらいで、
わたしはAPUにいってよかったと思っています。

大学へ行く必要がないとか、
進学せずに企業したほうがいいなど、
ネット上にはいろんな情報があると思います。

それは個人の考えなのでいろんな考えがあっていいと思います。

わたしは、APUへの入学を強くおすすめします。
別に卒業しなくてもいいです。

ちなみにAPU在学時に起業している生徒もいます。


ここで多くの経験をして、友達を作り、
視野を広げていってほしいと思います。


日本のほかの大学ではできない経験が
きっとできるはずです。