ももしゃん@丸の内OLを辞めてインドネシアで生活中

たくさんの寄り道を繰り返し、何とか生きてる日々を綴ります。【自由を求めて生きる元丸の内OL】です。/新卒で入った会社では思い描いていたきらきら丸の内OL生活はできないと悟り退社⇒熊本で半年間のニート生活⇒バリ島の高校にて日本語アシスタントとして活動中

丸の内OLを辞めてインドネシア生活にいたるまで②

こんにちは。

ももしゃんです。

 

今回はやめる決断をした理由を書きます。

 

丸の内ライフへの絶望

 

わたしは前の会社に入社した理由の1つに

「丸の内OLになれる」

というのがありました。

 

(実際は入社後に配属先は決まるのですが、

なぜか丸の内で働いているという想像しかできず。)

 

地方出身者のわたしにとって

”丸の内”

と聞くだけできらきらワード

 

バリバリのキャリアウーマンが

仕事もプライベートも充実させてる。

 

そんなイメージでした。

だからわたしもそうなれると

勝手に思ってしまっていました。

 

そして念願叶っての丸の内勤務。

 

そこに待っていたのは

社歴100年近い大企業で働くYESマン達。

年功序列社会。

「プライベート<仕事」の日々。

 

配属されてすぐ、”丸の内OL”の夢を絶たれました。

きらきら丸の内OLなんて

ほんの一部の人なんだって気づきました。

(丸の内OLに酔いしれてるタイプの

女性はたくさんいました。

ブランドの新作、合コン結果などトイレで

化粧直ししながら大きな声で話す人たち。)

 

 

 

”憧れの先輩”がいない

 

実際に一緒に働いて、

 

この人のような働き方をしたい!

この人みたいな生き方をしたい!

 

という人に出会えませんでした。

人間性が大好きな人はたくさんいましたけど。

(女の先輩で、めっちゃ下ネタ好きな先輩とか

ほんとに大好きすぎた。)

 

常に上司の顔色をうかがい、

機嫌を取りながら業務をこなす社員。

 

目の前でため息をつきまくり

パソコンをいじってる課長。

 

他部署の人を誘って何度も喫煙室へ

消えていく部長という役職がただついているひと。

 

そして定時になっても誰も席を立たない。

 

「家族とディ〇ニーいってアトラクション並んでる時も

パソコンで仕事してるよ。」

 

謎のアピールをされたこともあります。

(さらに驚いたのは、その場で聞いてたほかの社員が

ぼくもです!って言ってきたこと。)

 

あー、このままだと、

わたしの未来もこうなる。

ディ〇ニーまでいって仕事する生活になる。

それが普通と思われる世界。

早く辞めなきゃ。

どうにかしてこの環境を抜け出さないと。

と強く思う瞬間でした。

 

 

 

適応障害になる

 

わたしが会社を辞める大きなきっかけ

となったのは、適応障害になったこと。

(これが決定的な理由ではないけど

きっかけとしては大きな要因。)

 

 

辞めたい。

 

そうはいってもなかなか行動に移せず。

とりあえず転職サイトに登録してみたけど、

毎日来る通知と電話が嫌になって

しかとしてました。

 

・次にしたいこともない。

 

・今の給料に不満もない。

 (正確には、残業代をきちんと請求出来てなかったので

 不満はありましたが、生きていくことに困ってなかった。)

 

月日はどんどん過ぎて2年目の夏が過ぎたころ。

 

ついにメンタルやられました。

 

※適応障害と診断されるまでと

 診断されてからの記事は別に書きます。

 

4か月間会社に行けず、そのまま退社しました。

 

今思えば、適応障害になってよかったと思います。

 

あの頃にメンタルがやられたからこそ

今の生活ができています。

 

適応障害をきっかけにいろんな世界をみて、

今環境を変えて新しいことをしたい。

と思えたから

会社を辞めることができました。

 

そんなこんなで、3年目を目前に

某大企業を退社。

同時に丸の内OLも卒業し、

実家のある熊本でニート生活を送ることになります。

 

 

会社を辞めた今、思うこと

 

なんで会社で働くということに固執してたのか。

でも、大企業で働くという経験はしてよかった

ということ。

 

わたしは就活の時は

大企業主義というわけではなかったのですが

「安定」という言葉に魅力を感じ

大企業へ就職を決めました。

 

・給料も毎月一定で安定してる。

・歴史のある会社だからつぶれないだろう。

 

完璧に自分の人生捨ててたなって感じです。

個人として生きる選択ではなく、

組織の中の1人として生きる選択をしていました。

 

すごく仕事ができる先輩がいて、

何億円もの案件を取っても、

結局はその会社の成果として残る。

 

社内の中でも、

1人の人が頑張って成し遂げたことでも、

同じ部署で何にもしてない人も、

その一員として認められることになる。

 

なんか、そういう世界をみていて

不思議でしょうがなかった。

 

成果を残す人は、確かに昇格のスピードは

その人の同期と比べたら早いかもしれない。

(ほぼほぼ年功序列社会なのでなかなか難しい。)

 

でもわたしだったら、

「これ、わたしがやりました!

わたしがめっちゃ頑張って案件取りました!」

て言いたいし、それに見合う対価がほしいなって。

 

大企業っていう組織は、

歴史が長い分、たくさんの前例があるし

決まったルール(暗黙のルール)がある。

 

実際、言われたことだけをやるっていうのだったら

めちゃくちゃ働きやすい。

なぜなら果てしなく前例があるから。

 

それに疑問を持ったり、働きにくいなって感じる人は、

多分企業に就職するのは向いてないと思います。

 

会社員を否定するわけではないけど、

わたしには続けることは無理!だと思ったので

辞めてしまいました。

 

 

次は会社を辞めてから約5か月間の

ニート生活について書きます。