ももしゃん@丸の内OLを辞めてインドネシアで生活中

たくさんの寄り道を繰り返し、何とか生きてる日々を綴ります。【自由を求めて生きる元丸の内OL】です。/新卒で入った会社では思い描いていたきらきら丸の内OL生活はできないと悟り退社⇒熊本で半年間のニート生活⇒バリ島の高校にて日本語アシスタントとして活動中

バイキング会場のカメラマンバイトで身につけた、撮影依頼を断られない5つの方法

こんにちは。
ももしゃんです。

大学生時代、時給がいいという理由で
カメラマンのバイトを1年半ほどしていました。
(知識0のド素人です)

撮影した枚数によって給料が変わるという、
なんともやりがいのあるバイトだったので、
なんとしてでも最高時給で働いてやる!
という気持ちでシャッターを切っていました。

その時に身につけた、
撮影依頼を断られない5つの方法を紹介します。

 



バイキング会場でテーブルごとに写真を撮るバイト


まず、わたしがどんなところで
カメラマンのバイトをしていたのかをお話しします。

観光地にあるホテルの
バイキング会場で撮影をしていました。

毎日1000人ほどが訪れるホテルで、
家族連れ、カップル、外国人観光客など
さまざまな客層が利用するところでした。

バイトの内容は簡単。
ご飯を食べているお客様のテーブルへ行き、
写真を撮らせてもらうというもの。


この写真は翌日の朝、チェックインの時間帯に
フロントに並べられているので、
買いたい人だけが買うという仕組みでした。
(学校で修学旅行の写真とか、
買いたい人だけ買っていましたよね。
それと同じです。買わなくてもお金は発生しません。)

もちろん、撮影するにはお客様の了解を得る必要があります。

なので、1テーブル1テーブル
「写真を撮っていいですか」
と聞いてから撮る必要がありました。

このバイトで、何百組ものお客様との
撮影交渉をしてきました。


何百組ものお客さんと接することで、
「断られないためにはこうすればいい!」
という方法を習得することができました。
そのおかげでわたしは常に最高時給で働くことができていました。

この方法は
ほかの仕事においても応用できる部分があると思うので
ぜひ実践してみてください。

それでは5つの方法を紹介します。


声をかけるタイミングは料理を取って席について5分後がベスト

声をかけるタイミングはとても大事です。
特にバイキング会場。

自分がバイキング会場に行った時のことを
思い出してみてください。

  • おなかがすいている
  • 早く料理を取りに行きたい
  • 取ってきた料理の写真を撮りたい
など、結構食べ始めるまでに忙しいですよね。
そして、落ち着きがないですよね。

写真を撮る側としても、
きれいな盛り付けの状態の料理と撮ってあげたいんです。
でも、ここで、料理を取ってきてすぐの人に
撮影依頼をすると断られやすいです。


なぜか。

おなかがすいてるから食べたいですよね。
その食べ始めてすぐに知らない人が声かけてきたら、
うざいですよね。

だから、料理を取ってきてすぐの人のところへ
声をかけに行ってはいけません。

5分くらい待ちます。

5分というのなかなかいいタイミングで、
取ってきたご飯もまだ残っている。
みなさんまだおいしそうに食べているので
いい笑顔をしてくれる。

そしてなにより、みんな席にいる。
これ結構大事です。

みんなが揃っていない家族写真を撮っても
買ってもらう確率が低いですよね。
そして断られる確率も高いです。

なので席に全員揃ったときに声をかけるのですが、
食べ始めて5分くらいだとみんなが揃っています。

もし10分後に行くと、
もう第一弾を終え、次の料理を取りに向かっている人、
トイレに行く人、それぞれの行動が始まります。

料理を取り終わった5分後は、
なかなかいいタイミングだと思います。


 

説明は手短に


お客様はご飯を食べにこの会場に来ています。
わたしたちはオプションとして写真を撮っているので
お客様からしたらもともと必要のないものです。

そこでいきなり食事中に長々と
写真を撮らせてほしいことを説明すると、
ほとんどの確率で断られます。

一応バイトのマニュアルがあり、
伝えること文言が決まっていました。


それが長いこと長いこと。

その文言は省略しますが、
覚えるのが大変なくらい長いです。

そこでわたし、その文言は覚えず、
アレンジしまくりで超短く説明をしました。


要は、お客様から了解を得て写真を撮ればいいんです。

「写真を撮っていいですか?」
と一番に聞けば済みますよね。

なんで?
と聞かれたら説明をすればいいだけで、
もしすぐに「いいよ」と言ってくれるお客様だったら
最初にした長い説明は時間の無駄になりますよね。

なのでわたしは説明は最低限の言葉で伝えていました。

もちろん撮影の後に、
明日販売することなどの詳細は伝えます。
買ってもいいし、買わなくてもいいことも。

最後に、
「気に入ったら買ってくださいね」
と愛想よくいえばすべてはOK。


お客様の了解もとっているし、
販売の説明もできたし。

ご飯を食べているお客様の時間を奪わないためにも、
手短かつ、必要な情報だけを伝えることが大事です。


 

女性に声をかけよう


そのままです。
カップルや家族など、
どのシチュエーションにおいても
女性に声をかけましょう。

だいたいは女性主導です。
彼女がOKを出せば彼氏も撮影に応じ、
お母さんがOKを出せば子供もお父さんも
撮影に応じてくれます。

すべてのグループではないですが、
だいたい女性に決定権がありました。

女性強しです。

また、同性に声をかけるというのもポイントかもしれません。

わたしは女性なので、
カップルの男性のほうに声をかけると
彼女はいい気はしないですよね。

なのでわたしは撮影交渉は必ず女性に声をかけていました。

男性カメラマンの場合は、女性に声をかけてもいいと思います。
やはり、決定権は女性にありますので…

たまに頑固じじい、頑固ばばあがいますが、
そういう人は交渉するだけ無駄なので、
すっとその場から去りましょう。

また、団体旅行できているお客さんは、
一番下っ端に声をかけるより、
一番偉そうな人に声をかけると成功しやすいです。


一見失礼な気もしますが、
わたしはその人たちの関係性なんて知りませんし、
全く関係ありません。
写真が撮れればいいんです。

下っ端には決定権がありません。
なのでダイレクトに決定権がありそうな人に
声をかけましょう。

その人がいいと言えば、
あとは周りの部下たちは従うだけですから。



 

自撮りしている人に声をかける


自撮りしている最中はもちろんNGです。
自撮り後すぐに声を掛けます。

携帯を指さしながら、
「撮りましょうか?」
というと、ほとんどの人は
「お願いします。」
と言ってカメラマンのわたしに携帯を渡してくれます。

だって、カメラマンですもん。
うまくとってくれそうですよね。
(実際はカメラの知識0で、
バイトで使う一眼レフのみ扱える程度です)

そして携帯で写真を撮った後にすかさず、
自分のカメラを見せながら
「こっちのカメラでも撮っていいですか?」
と聞きます。

このタイミングで断る人はなかなかいないです。

たまに超態度の悪い彼女が
「え~もうだるいんでいいです。」
とか言ってくるくらいで、
ほとんどの人は撮影許可してくれます。

もともと写真撮ることが嫌いな人は
自撮りもしないはずなので。

ということで、自撮りをしている人を見かけたら
まずはその携帯で撮ってあげましょう。




会場をうろうろするときは常に口角を上げておく

 
当たり前ですが、笑顔は大事です。
でも、声をかける前だけいきなり笑顔って怖いですよね。

でも、1人でいるのに歯を出して
ニコってしてるのも怖くないですか?

そこでわたしは、常に口角を上げていました。

そうすることで表情は柔らかくなり、
一人でいるときも微笑んでるくらいに見えます。

歯を出さず、口角をキュッと上げておくのがポイントです。

あくまでも自然な表情を心がけてください。
変に営業スマイルだと、話しかけられたほうは
一歩引いてしまうと思います。

営業感がないくらいのスマイルで過ごしましょう。

 


最後に


こんだけ偉そうに紹介しましたが、
断られることもたくさんありました。

何度も断られるとメンタルもだんだんやられてきます。
でも、全然気にすることないです。

わたしはこのバイトをして、
相手の気持ちを深く考えることができるようになりました。

「今日は化粧がうまくいかなかったから写りたくない」
「喧嘩中だから写真を撮りたくない」
「人に言えない関係だから撮ったらいけない」

勝手な妄想をたくさんして、
相手がどんな気持ちなのか、考える力がつきました。


バイト中にお客様からひどい言葉を言われたり
することはあると思います。

そんな時は、一度お客様の立場になり、
今日どんな一日だったのかを妄想することをお勧めします。

ほんとつまらない解決方法ですが、
わたしはこれで自分を納得させてきました。

いろんなバイトをして、
いろんなお客さんに会って
自分自身も成長させていってくださいね。


そしてカメラマンのバイトをしたときには
ぜひこの記事を思い出してみてくださいね。